「なかなか結婚相手が見つからない」「年収500万円以上の男性に出会えない」とお悩みではありませんか。
残念ながら、「年収500万円以上」を結婚相手の条件にしてしまうと、結婚できる可能性は下がってしまいます。
年収500万円以上という条件は、決して普通といえるようなものではなく、これを満たす男性は非常に少ないです。
このページでは、結婚相談所を通して成婚に至った筆者が、「年収500万円以上」など婚活女性が考える「普通」が普通でないことを説明したうえで、どうすれば良い男性と結婚できるのかを以下の流れで解説していきます。
- 結婚相手の条件「年収500万円」は普通ではない
- 婚活女性の考える「普通」の間違い
- 自分に合った男性と結婚するための4つのポイント
- 年収500万円以上の男性と出会うための方法
- 「年収500万以上の人と結婚したい」という方におすすめの結婚相談所3選
- 「年収500万以上の人に出会いたい」という方におすすめの婚活アプリ3選
- まとめ
このページを読めば、結婚相手に求める条件を見直すことができ、婚活の質をより高められるでしょう。
1. 結婚相手の条件「年収500万円」は普通ではない
「普通の男性」の条件として「年収500万円」を挙げる女性は多いです。
しかし、残念ながら、「年収500万円」の男性は「普通の男性」ではありません。婚活市場におけるほとんどの男性は、「年収500万円」を下回っています。
では、どれくらいの年収が「普通」のラインなのでしょうか。
国税庁「令和元年分民間給与実態統計調査」によれば、25~29歳男性の平均年収は403万円、30~34歳男性の平均年収は470万円となっています。
また、そもそも年収が高い男性は、そうでない男性と比べて既に結婚している可能性が高いです。ゆえに、婚活市場に現れる男性の平均年収は、通常の平均年収を下回ることが予想されます。
実際に、『若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現状』の「年齢階層別にみた有業・無業状況、個人年収別有配偶率(p11)」を見ると、やはり年収が上がるにつれ配偶者がいる男性の割合も増えることが分かります。
年収500万円台の30~34歳男性の場合、約7割の人は既に結婚しているようです。
高年収の男性ほど早く結婚していく傾向があるので、婚活市場には、比較的年収が低い男性が集まりやすいと言えるでしょう。
婚活市場における「年収500万円」の男性は、「普通の男性」ではなく「普通以上の男性」であると、認識を改めてみてください。
2. 婚活女性の考える「普通」の間違い
「普通の男性」の条件として「年収500万円」を挙げる女性は多いですが、上述の通り、それは間違いです。
婚活市場において、年収500万円を超える男性は「普通」ではありません。
また、収入以外の条件においても、婚活女性の考える「普通」が普通でないケースは存在します。
自分としては「普通の男性を希望している」つもりでも、実際は「高望みしている」状態では、なかなか良い男性には出会えないでしょう。
特に、以下の5つの条件を「普通」だと認識している女性は多いです。
それぞれの条件が決して「普通」ではないことを、分かりやすく解説していきます。ぜひ参考にしてみてください。
2-1. 大卒以上
「普通の男性」の条件として、「大卒以上」を求める女性も多いです。しかし、「大卒以上」=「普通」というイメージは、大きな間違いだと言えます。
文部科学省の「令和元年度学校基本調査」によれば、2019年の大学等進学率(全国の高校卒業者数のうち大学等進学者数の占める比率)は、54.7%です。男性に限れば、51.6%です。
つまり、およそ50%の男性は大学に進学していないことになります。
たしかに、「大卒以上」という条件は、多かれ少なかれ将来性や安定性の担保になるかもしれません。
しかし、大卒でなくても、定職に就いていたり年収が高かったりする男性は大勢いるでしょう。
「大卒以上」=「普通」というイメージは捨て、より多くの男性に目を向けてみてください。
2-2. 正社員
「正社員」として働いている男性を「普通の男性」と捉える女性も多いです。
しかし、「正社員=普通」というイメージは正しいものではありません。
「内閣府男女共同参画局の調査」によれば、2019年における男性の非正規雇用比率は22.8%です。
つまり、企業で働く労働者のうち、2割の男性は正社員ではありません。
また、近年は働き方の多様化が進んでおり、フリーランスとして働く人も年々増加しています。
そのため、企業の正社員として働いている男性は、決して「普通」とは言えないわけです。
ご存知の通り、終身雇用や年功序列制度の崩壊を受け、正社員だから安泰という時代は終わりつつあります。
正社員という肩書だけで結婚相手を判断しないよう心掛けてみてください。
2-3. 長男以外
「長男以外」の男性を「普通」だと捉えているケースもあります。
しかし、実際には、長男の比率の方が高いです。
国立社会保障・人口問題研究所の『第7回世帯動態調査』によれば、1990年~1994年に生まれた男性のうち、長男の比率は69.8%、次男以下の比率は30.2%となっています。
つまり、「長男以外」の男性は約30%しかいません。
今後も少子高齢化が進む日本においては、さらに長男の比率が上がっていくことが予想されます。
「長男以外」に絞って結婚相手を探していると、なかなか出会いが訪れないかもしれません。
2-4. 高身長
「普通の男性」の条件として「高身長」を挙げる女性も多いです。
何cmからを高身長と捉えるかによって変わりますが、例えば175cm以上の男性を「普通」だと考えている場合は、大きな間違いだと言えます。
2017年における26歳~29歳男性の平均身長は、171cmです。
また、男性全体の身長分布を見ると、以下のようになっています。
身長 | 身長分布 |
160cm未満 | 2.8% |
160~164cm | 11.9% |
165~169cm | 27.6% |
170~174cm | 32.9% |
175~179cm | 18.1% |
180~184cm | 5.7% |
185cm以上 | 1% |
175cm以上の男性は、24.8%しかいないわけです。
そのため、175cm以上の男性は「普通の男性」とは言えません。
また、身長だけで結婚相手を判断しないよう気をつけてください。
3. 自分に合った男性と結婚するための4つのポイント
婚活女性の考える「普通」が普通でないケースをいくつか紹介しました。
今までの価値観を捨て、「普通の男性」の基準を下げることが重要だと言えるでしょう。
では、良い男性と結婚するためには、どのような意識を持つべきなのでしょうか?
以下では、自分に合った男性と結婚するためのポイントを紹介します。
具体的には、以下の4つです。
それぞれ簡単に解説していくので、参考にしてみてください。
3-1. 条件のバランスを意識する
まず、条件のバランスを意識しましょう。
当然ですが、高望みをしていては、結婚相手は見つかりにくいです。
例えば、以下のような条件で結婚相手を探している場合、なかなか結婚にはたどり着けないでしょう。
- 年収500万円以上
- 東京住みの正社員
- 身長178cm以上
- 長男以外
全ての条件のハードルを下げた方が、結婚相手は見つかりやすくなります。
しかし、譲れない条件がある場合もあるでしょう。「年収500万円以上」という条件が譲れないのであれば、その他の条件をしっかりと下げてみてください。
例えば、以下のようなイメージです。
- 年収500万円以上
- 関東住み
- 雇用形態や働き方にはこだわらない
- 身長は気にしない
- 長男でも長男以外でも可
このように、条件のバランスを意識することで、将来の結婚相手に出会える可能性が高まります。
3-2. 希望年収に根拠を持つ
希望年収に根拠を持つことも大切です。
「なぜ年収500万円以上の男性を希望するのですか?」と質問すると、「なんとなくのイメージで」「それくらいあれば安定した生活を送れそうだから」と答える女性が多いです。
このような感覚だと、婚活の質は低くなるでしょう。
- 「結婚後はこのような生活をイメージしている。だからこれぐらいの年収が理想的」
- 「子どもが2人ほしいから、子育て費用としてこれくらいのお金が必要」
上記のように、何にどれくらいのお金が必要なのか、ざっと計算してみましょう。
そうすると、結婚相手に求める本当の年収が見えてくるはずです。
3-3. 世帯収入で考える
結婚生活に必要なお金については、男性の収入だけではなく、世帯収入で考えることが重要です。
例えば、男性の年収が350万円であっても、女性の年収が150万円あれば、世帯年収は500万円に届きます。
世帯収入を基準にして考えれば、結婚相手に求める年収を下げることも可能でしょう。そうすれば、より多くの男性の中から結婚相手を探せるようになります。
共働きという夫婦の形は、実は多数派です。
実際に総務省統計局の『平成27年国勢調査』によれば、2015年における夫婦共働き世帯の割合は64.4%となっています。
女性の社会進出や働き方の多様化が進んだことにより、夫婦共働き世帯の割合はさらに上がっていくでしょう。
専業主婦という形に固執せず、夫婦の働き方や収入について柔軟に考えてみてください。
3-4. 相手の内面に目を向ける
収入や外見も大切ですが、性格や価値観も重要です。
そのため、相手の内面に目を向けることを心掛けてください。
収入や社会的地位、外見が理想的だからという理由で結婚しても、幸せな結婚生活を送れるとは限りません。
性格が良くなかったり、価値観が合わなかったりする場合もあるからです。
充実した結婚生活を送りたいのであれば、相手の内面をしっかりと見るようにしましょう。
相手の内面は、プロフィールを読んだだけでは分かりません。実際に会って、何度も話をしてみることが大切です。
自分に合った男性と結婚するためには、以下の4つのポイントを心掛けることが重要です。
- 条件のバランスを意識する
- 希望年収に根拠を持つ
- 世帯収入で考える
- 相手の内面に目を向ける
また、「年収500万円以上」という条件が普通ではないこともお分かりいただけたかと思います。
しかし、「それでも年収500万円を希望する」という女性も多いです。
そこで以下では、年収500万円以上の男性と出会うための方法を紹介します。参考にしてみてください。
4. 年収500万円以上の男性と出会うための方法
年収500万円以上の男性と出会うための方法は、以下の3つです。
4-1. 結婚相談所を利用する
まず、結婚相談所を利用する方法です。
結婚相談所では、プロの相談員がサポートをしてくれるので、効率よく婚活を進められます。
年収確認や独身証明が必須の場合が多いので、安心しながら男性と出会えるでしょう。
普段の生活でなかなか出会いがない方、結婚願望が高い方は、結婚相談所の利用を検討してみてください。
4-2. 婚活パーティーに参加する
次に、婚活パーティーに参加する方法です。
婚活パーティーに参加すれば、多くの男性と話す機会が与えられます。
また、高年収の男性のみが参加できるパーティーなどもあるので、年収500万円以上を望むのなら、申し込んでみましょう。
ただし、年収確認や独身証明がないパーティーも存在します。そのようなパーティーだと、プロフィールを偽って参加する男性もいるので、十分に注意してください。
4-3. 婚活アプリを利用する
最後に、婚活アプリを利用する方法です
婚活アプリは、結婚相手を探すことを目的としたマッチングアプリです。
時間や場所にとらわれず、ケータイひとつで手軽に婚活を進められます。
希望年収などを指定して、検索をかけてみましょう。
しかし、結婚相談所や婚活パーティーの場合と比べれば、安全性が高いとは言い切れません。
遊び目的の人が潜んでいる可能性もあるので、十分に注意しながら、上手く婚活アプリを活用してみてください。
5. 「年収500万以上の人と結婚したい」という方におすすめの結婚相談所3選
以下では、「年収500万以上の人と結婚したい」という方におすすめの結婚相談所を紹介します。
5-1. オーネット
「オーネット」は、国内でも圧倒的な人気を誇る結婚相談所です。
会員数は5万人以上、新規入会者数は年間2万人以上もいるので、多くの男性と出会える可能性が高いと言えるでしょう。
オーネットの特徴は以下の通りです。
- 業界屈指の会員数で出会いが豊富
- 独身証明書の提出が必須
- 入会者の2人に1人が結婚している
- 無料でプロの写真撮影を受けられる
信頼できる大手の結婚相談所を利用したい場合は、ぜひオーネットに申し込んでみてください。
オーネットの会員データ
男性
女性
オーネットの基本データ
会社名 | 会員数 | 店舗数 | |
株式会社オーネット | 4.8万人 | 40店舗 | |
1年間の総額 | (初期費用) | (月活動費) | (成婚料) |
314,600円(税込) ※プレミアムプラン | 116,600円(税込) |
| 0円 |
1年間の出会いの数 | (仲人紹介) | (データ紹介) | (検索) |
最大198人 | - | 72人 | 96+30人 |
オーネットの店舗エリア情報
下記店舗の他に全国各地で「サテライト店舗」と呼ばれる臨時の店舗を開くことも多いです。
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北海道・東北 | 札幌 盛岡 仙台 |
関東 | 渋谷 銀座 池袋 新宿 町田 横浜 千葉 柏 大宮 水戸 宇都宮 高崎 |
中部 | 岡崎 名古屋 静岡 浜松 岐阜 長野 甲府 新潟 金沢 |
関西 | 大阪北 大阪南 京都 奈良 神戸 姫路 |
中国・四国 | 岡山 広島 徳島 高松 松山 |
九州・沖縄 | 小倉 福岡 熊本 鹿児島 沖縄 |
オーネットのレビュー記事
5-2. ツヴァイ
zweiの店舗エリア情報
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北海道・東北 | 札幌 旭川 盛岡 青森 秋田 仙台 山形 郡山 |
北陸・甲信越 | 長野 松本 甲府 新潟 長岡 富山 金沢 |
関東 | 銀座 池袋 新宿 立川 町田 川崎 横浜 藤沢 千葉 船橋 柏 さいたま 水戸 高崎 宇都宮 |
中部 | 岡崎 名古屋 静岡 浜松 岐阜 四日市 |
関西 | 大阪 難波 草津 京都 奈良 和歌山 神戸 姫路 |
中国・四国 | 岡山 米子 広島 周南 高松 松山 |
九州・沖縄 | 福岡 佐賀 北九州 長崎 大分 熊本 鹿児島 那覇 |
ツヴァイのレビュー記事
5-3. IBJメンバーズ
IBJメンバーズの店舗エリア情報
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北海道・東北 | - |
関東 | 新宿西口 銀座 有楽町 東京 横浜 大宮 |
中部 | 名古屋 |
関西 | 大阪(梅田) なんば 神戸 京都 |
中国・四国 | - |
九州・沖縄 | 福岡 |
IBJメンバーズのレビュー記事
6. 「年収500万以上の人に出会いたい」という方におすすめの婚活アプリ3選
以下では、「年収500万以上の人に出会いたい」という方におすすめの婚活アプリを紹介します。
婚活アプリは、結婚相談所に比べれば結婚につながるケースは少ないですが、気軽に行動を起こしやすいというメリットもあります。ぜひ参考にしてみてください。
6-1. マッチドットコム
「マッチドットコム」は、安全性の高い、婚活向きのマッチングアプリです。
以下のような特徴があります。
- プランによってサービスの幅が異なる
- 女性も有料なため、婚活意識の高い男女が集まりやすい
- 男女比はおよそ1:1
半額で有料会員になる方法なども存在するので、興味がある場合は、登録を検討してみましょう。
マッチドットコムの基本データ
会員数 | 非公開 |
---|---|
会員属性 | 30代前半~40代後半 |
料金 | 男性:4,490円(税込)/月 女性:無料 |
無料情報 | 登録・相手検索まで無料 |
対応OS | eb/iOS/Android |
Match(マッチドットコム)のレビュー記事
6-2. ユーブライド
「ユーブライド」は、結婚相談所を手掛けるIBJのグループ会社が運営している婚活アプリです。
以下のような特徴があります。
- 20年の運営実績を誇る
- 女性も有料なため、婚活意識の高い男女が集まりやすい
- 31日間無料キャンペーンも実施中
プロフィール写真は公開範囲を3段階から選べるので、友人にバレてしまうリスクを最小限に抑えることも可能です。
安心しながら婚活アプリを試したい場合は、ユーブライドに登録してみましょう。
ユーブライドの基本データ
運営会社 | 株式会社Diverse |
---|---|
累計会員数 | 270万人(2024年12月時点) |
料金(税込) | 男性・女性:4,300円/月 |
無料情報 | 登録・相手検索まで無料 |
その他 | 有料会員からメッセージがあった場合は、無料でメッセージ交換できる |
対応OS | Web, iOS, android |
ユーブライドレビューの記事
6-3. ペアーズ
「ペアーズ」は、業界でも大人気を誇る大手婚活アプリです。
以下のような特徴があります。
- 累計利用者数は2,000万人を突破
- 真剣な出会いを求めている人が多い
- 男性70%:女性30%なので、男性に出会いやすい
- 年齢、趣味、年収、居住地など様々な検索条件を指定できる
より多くの男性に出会いたい場合や、気軽に婚活を進めたい場合は、ペアーズへの登録を検討してみてください。
ペアーズの基本データ
会員数 | 2,000万人(2024年12月時点) |
---|---|
会員属性 | 20代前半~30代後半 |
料金 | 男性:3,700円(税込)/月 女性:無料 |
特徴 | 共通の趣味や位置情報から探せる 毎日8,000人のペースで新規会員が増加 結婚を見据えた恋人探しができる |
リンク | ▶公式サイトはこちら |
ペアーズレビュー記事
7. まとめ
婚活事情に詳しい筆者が、「年収500万円以上」など婚活女性が考える「普通」が普通でないことを説明しました。
また、どうすれば良い男性と結婚できるのか、丁寧に解説しました。
「年収500万円以上」を結婚相手の条件にしてしまうと、結婚できる可能性は非常に下がります。
今までの価値観は捨て、「普通の男性」の基準を下げることが大切だと言えるでしょう。